アップデートする学校事務職員

2050年学校事務職員への伝言

2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧

13時限目:学校事務の定性・定量分析

13時限目は「学校事務」をどのように分析するか、という話。 ①学校に本当に必要な事務、それは学校長が行う事務から教頭や教員が行う事務、もちろん事務職員が行う事務まで、その総量は把握されたことはない。 ②先輩事務職員から教わった学校事務は、大きく2…

12時限目:「共同学校事務室」という活動

12時限目は「共同学校事務室」の「共同」という言葉について考えたことを話します。 ①11時限目で「学校事務のマネジメント」のことを少し書きました。Need/Wantのマトリクス表も「社会の評価(Need)」と「個人の動機(Want)」という言葉に置き換えることが…

11時限目:Need/Wantマトリクス表

11時限目は、自分をアップデートさせるための「考え方」のひとつ。NEED/WANTマトリックス表について書いてみたい。こういったマトリクス表は縦軸と横軸で「気になるキーワード」を入れて、複合的に考えてみることができる。思考実験できるので、マトリクス表…

10時限目:「未来年表」を作る

10時限目は、「未来を計画する年表」について考えてみたい。これは「組織マネジメント」でも使われる「ビジョン」のことだ。仕事をする上で、これは結構大事なファクターだと思う。 ①このブログの題にもなっている「アップデートする学校事務職員」は、2016…

9時限目:教育条件整備はハードウエアだけか?

9時限目は「教育条件の整備」ということについて考えてみたい。今回は教育施設や教材備品などのハード部分について考えてみよう。 ①学校事務職員の仕事が「教育条件整備」だということを4時限目「学校事務職員は何故学校にいるのか」で書いた。しかも「奥…

8時限目:ジェンダーと学校事務職員

8時限目は「学校の中のジェンダー」について考えてみたい。学校事務職員もこのジェンダーなど昔からの固定観念に縛られていることを意識してみよう。 ①7時限目の中で、職業アイデンティティのことを書いた。自分が仕事のことで悩んでいた20代のころから…

7時限目:理系学校事務職員の発想

7時限目は、私が「学校事務」の法則性?のようなものを、考えるヒントのような話を書いてみる。学校事務職員のみなさんの参考になるかどうか、はなはだ疑わしいが、こんなことを考えて「学校事務」という仕事をしていた変な「学校事務職員」がいたという話…

6時限目:「正規分布曲線分析」と一定数の反対派

6時限目は、何か新しいことをする時に、批判を恐れて躊躇することがあるので、勇気を持って「新しいこと」をするために「正規分布曲線分析」という考え方があるので、それを援用することを提案する。 ①1時限目の「はじめに」の中で、アップデートする学校…

5時限目:「ジョハリの窓」と利害関係者(ステークホルダー)

5時限目は、学校事務という仕事をしている自己と、学校事務職員を見ている他者について、「ジョハリの窓」という考え方を援用して考えたことを書いてみる。 ①4時限目で書いたように、学校事務職員が憲法26条に関係した、教育関係者の一部であるというこ…

4時限目:学校事務職員は何故学校にいるのか

この4時限目は、「職業アイデンティティ」が形成されずに仕事を続ける悩みについて書いてみた。自分は学校で何をしているのか、まず混沌とした現状から自分を発見してみたい。 ①私は学校事務職員として採用され、初めての職場である〇〇中学校でなんとか勤…

3時限目:人材育成の失敗と職種アイデンティティ

3時限目は、学校事務職員を育てる「人材育成」について書く。 ①1980年代までの長野県の小中学校事務職員は、新規採用が決まると辞令が発令される小学校・中学校へ赴任した。3月下旬に該当校の管理職から連絡がきて、初めて自分がどの学校に赴任するのかが…

2時限目:「学校事務職員」という地方公務員

2時限目は「学校事務職員」に就職した時の「自分のわだかまり」について書く。 ①「学校事務職員」という仕事を世間に対してどのようにプレゼンすればよいのか。それを現職中に考えていた。それは現職中に勤務校の子どもたちから「先生は何の先生?」という質…

1時限目:アップデートする学校事務職員はじめます

①今日から折を見て「アップデートする学校事務職員」というブログを書くことにした。「アップデートする学校事務」ではなく「アップデートする学校事務職員」である。人間の考え方などは急には変えられない。だけど、刺激を受ける何かがあると、ちょっとだけ…