①さて、私のブログもいよいよ本当に終わりとなりました。退職した学校事務職員のつまらないブログに付き合っていただき感謝です。ありがとうございました。
②ブログの内容は、現職時代の1980年代~2010年代、退職後の2020年代前半までの学校事務に関する内容となります。
③学校事務職員はこれからも採用され続けるでしょうし、そうなると若い事務職員とベテラン事務職員の間の世代間意識も大きく違ってくることが予想されます。世代間意識が大きく違うということは、とても良いことだと思います。ベテランからすると「何だ今の若い奴らは!」と思うかもしれませんが、若い事務職員の新しい価値観と発想で変化を起こすことができるのではないかと思うからです。「不易流行」という言葉があります。変わらなければならないことは変わっていくし、変えてはいけないことは変わらない、そういうふうに世の中はできているはずです。知らんけど。
④私のこの「はてなブログ」では、3種類の内容でできています。つまり三層構造ですね。表層は、「アップデートする学校事務職員ブログ」ですが、ブログ内容とできるだけリンクさせようと、下層に現職中の発表レポートを「学校事務職員Hの仕事」、退職後の講義スライドを「2050年の長野県の学校事務」として公表しています。
1,『アップデートする学校事務職員』(メインブログ)
目次:ブログ「アップデートする学校事務職員」 - アップデートする学校事務職員 (hateblo.jp)
2,『学校事務職員Hの仕事(1997~2016)』(現職中発表レポート)
目次「学校事務職員Hの仕事(1997~2016)」 - 学校事務職員Hの仕事(1997~2016) (hatenablog.com)
3,『2050年の長野県の学校事務』(退職後の講演スライド)
目次「2050年の長野県の学校事務」 - 2050年の長野県の学校事務 (hatenadiary.com)
⑤1の『アップデートする学校事務職員』の中のブログの中から、2と3の発表レポートやスライドへできるだけリンクするようにしてあります。
⑥ブログは1時限からではなく、この27時限から逆に読んでいってもOKです。
⑦今働いている学校事務職員のみなさんに少しでも役立てばうれしいと思います。
⑧学校事務職員のだいご味は何といっても「児童や生徒たちとの交流です」。
これは役所の中にいたら絶対経験できないし味わえないものです。役所にいる職員と学校現場にいる職員の大きな差異です。
「教育現場で仕事をするのが学校事務職員です」楽しい仕事を!
⑨職業アイデンティティの所でも書きましたが、私たち働く人間の心理状態なども仕事をしていく上で大きな影響があります。新人から経験を積みベテランとなり、退職を迎えます。新人の頃の「不安感」。アイデンティティの揺らぎ。そしてアイデンティティを確立していこうとし、とりあえずの心理的な安定期。ところが、ミドルとなった40代を過ぎてからユング心理学の「人生の秋」を迎えます。50代へと向かう中で再度のアイデンティティの揺り戻しがやって来ます。それを乗り越えての退職です。私は、退職で学校事務人生は終わったと考えていました。退職後は第二の人生だと。ここに三回目のアイデンティティの揺り戻しがやってきたのです。この一連のブログは、私の最後のアイデンティティの確立、自己同一性の確認作業だったのです。それは、後輩の皆さんたちが「学校事務が楽しい仕事」になることを願ってのことです。
出典:『わかりたいあなたのための経営学入門』1998年・宝島社p149
🔳