①小中学校に事務職員が配置されて、およそ70年が過ぎた。全国的な配置をだいたい1950年とすると2020年で70年。2050年は100年目ということになる。国の法制度はこの国の教育の基本的な部分を設計している。教育行政はその設計図を具体化する役目だ。時代の進行に合わせて、人類の価値観は変容する。「ジェンダーフリー」や「学校という教育施設にとらわれない」という価値観、そして「人口減少」というスケールに適応した教育制度への対応に向けて新しい教育行政が始まっている。「学校事務」もその中で変容していくのだろうと想像できる。
②2021年10月に長野県公立小中学校事務研究会の全体研修で
『持続可能な学校事務とは何か ー2050年の長野県の学校事務』
2021年長野県事務研 研修大会講演スライド - 2050年の長野県の学校事務 (hatenadiary.com)
という講演(オンライン?)を行った。
「共同学校事務室」という法改正がなされ、その対応については自治体の判断となっている。私は長野県の学校事務がそして、学校で働く事務職員が、これから未来に向かってどういったビジョンを持てばよいのか、というヒントとして「長野県的な共同学校事務室」を作っていけばと、講演の最後に提案した。
③2022年1月に「学校間連携」という「共同学校事務室」を運営している大北地区の冬期研修会でビジョンを含めた講演を予定していた。そこで
『共同学校事務室のトリセツ ーシェアする長野県スタイル』
2021年大北事務研「共同学校事務室のトリセツ(事務職員用)」スライド - 2050年の長野県の学校事務 (hatenadiary.com)
というスライドを用意していた。が、コロナ禍のため8月に延期となった。
④2022年8月に大北事務研夏期研修会で、教育委員会担当者も講演を聴くというので内容を大きく変更することにした。コロナ禍でもあったためオンラインでの講演となった。
2022年大北事務研『共同学校事務室のトリセツー教育委員会と学校事務ー』 - 2050年の長野県の学校事務 (hatenadiary.com)
講演スライドをリンクしたので、興味のある方はご覧いただきたい。■