①ブログ「アップデートする学校事務職員」をお読みいただきありがとうございました。ブログのベースになった、私が現職中の発表レポートや退職後の講義や講演で使用した文化人類学や教育社会学や経営学の知識と、小学校から好きだった理科的なこと(地学・生物・物理・化学)やSF小説やSF映画などをグルグルかき混ぜて、書いてみました。
②私はこのブログで、「学校事務職員はすでにバージョンアップされている」ことを書いてきました。そのことに気づくかどうかは学校事務職員みなさまのアンテナの感度によると思います。
③絵本「スイミー」で小さな魚が大きな魚に食べられないように集団となって防衛しています。NHKの海の映像で、小魚の集団が進行方向を突然変えるのを見たことがあります。その集団の向きを変えるのはに何なのか?集団の意思なのか?それとも指令を出す小魚がいるのか?海洋学者が映像を研究していました。研究結果はこうでした。先頭集団の2番目あたりにいる小魚が向きを変えている。おおおおおお!先頭を走っている小魚ではないんですね。なるほど。暗示的ですね。これは食物連鎖の「食べられてしまう集団」の防衛本能だと思いますが、結局、80%は食べられてしまうそうです。
④南極のペンギンが子どもに食べさせるエサのために海に向かって歩いていき海に飛び込みます。ところが海にはペンギンを食べるシャチとかいるんですね。慌ててペンギンたちは陸上へ上がりますが、その時逃げ遅れたペンギンが何羽か食べられてしまい、満足したシャチがどこかへいなくなります。さあ、子どものためにエサを採りにまた海へ入らなければなりません。でもシャチがいるかもしれません。ここで1羽のペンギンが海へ飛び込みます。どうやらシャチはいないようです。それを見たほかのペンギンたちが次々と海に飛び込みます。
この勇気ある行動を「ファースト・ペンギン」と言います。(これは人間が勝手にそういうだけで、ペンギンに勇気というものがあるのかどうかはわからない。おそらく本能的なものだと思う)この行動も、何か暗示的ですね。
⑤バージョンアップするには、バージョンアップに持っていく前に少しづつアップデートする必要があります。今回のブログはそのアップデートするための参考になればいいかなあ、という思いで書きました。
⑥最後に「おみやげ」として、SF映画「スターウォーズ」になぞらえて作った「学校事務職員ウオーズ」の想像未来図を紹介します。これは退職前の2015年の12月に、学校事務職員のある会で話のネタとして配布した物です。
内容は私の勝手な想像です。映画に合わせてこじつけただけなので、笑ってみてください。コロナ禍前だったので、みんなで学校事務のことをあーだこーだと言いながらお酒を酌み交わした時代のお話です。■